~ヤングカップ奮闘記~
4年生以下の大会、2度目のヤングカップに男女で参加しました。女子は前大会で初勝利をもぎ取った大会です。あれから4か月、さらなる成長を見せたいところです。

1戦目、2戦目ともにDFを頑張っていたことが印象的でした。もともと強かったルーズボールに加えカバーDFの意識が高く、簡単に中には入れさせない気迫は素晴らしかったと思います。

OF面では監督がこの4ヶ月言い続けてきた、「リングを見る=シュートを打つ気持ち」の意識がかなり向上したと思います。相手のDFに負けることなく、「自分がシュートを決めるんだ」という気持ちが全員から伝わってきました。

1試合目の相手はレベル的には同格かな?と思っていましたが、4か月で成長した思い切りの良いシュート、いつもの球際の強さを発揮し、じりじりと差をつけ、要所では3Pを沈めるなどベンチを盛り上げてくれました。ヒヤヒヤドキドキのコーチ陣をよそに、危なげなく勝利をつかみました。

前回は一勝一敗の結果でしたので、全勝で賞状/盾をもらえることを伝えると、円陣を組んで一致団結、2試合目を前に既に目頭が熱くなります(笑)
2試合目の相手は初動から格上だと思わせるチームでした。2人ほど上級生なみのドライブをするプレイヤーがおり、相当苦戦することが予想されました。ドリブルの強さやドライブの姿勢、スピードを見ると1人で止めるのは相当難しそう…。ですが今日まで磨いてきたカバーDF・全員DFでかかれば必ず勝機はあるはず。コーチの鼓舞を受けて全勝に向け挑みます。



第1Qはシュートのタッチが良く3Pも飛び出すなど大きく差をつけたものの、予想通り相手のドライブからの得点を許し2Qにじりじりと追いつかれ前半は3点差での折り返しとなりました。
後半早々に連続得点され、ついに逆転を許してしまう苦しい展開となりました。しかしこれまでの試合で精神的に逞しくなったのか、逆転後に離されてしまうことなくDFで踏ん張りました。3Qは得点こそ少なかったものの、カバーDFが光り何とか1点差で最終Qを迎えます。
両チーム必死のDFで連続得点を許さず一進一退でしたが、ラスト1分半4年生リーダーのシュートでついに同点!試合は最後まで白熱の展開でした。決勝点はなんと3年生!大きな声でしっかりボールを呼び、お手本のようなドライブとレイアップで逆転に成功!コーチもベンチも観戦のパパママも大盛り上がりでした!
この2点を守り切り、みごとカップ戦初優勝を飾ることができました!試合後の挨拶も忘れて(気持ちはわかるけど挨拶は大事( ̄▽ ̄) )喜び走り回る子どもたち。クロスゲームでの勝利はとても貴重な経験です!


これまでキャプテンが引っ張り、一生懸命練習した結果を優勝という形で出せたことはコーチとしてもとても嬉しい限りです。翌日監督からもめずらしく(?)お褒めの言葉があり、子どもたちも嬉しそうでした(笑)
まだまだ彼女たちのバスケットは始まったばかり。これからもっとたくさん悔しいことや嬉しいことがあると思いますが、努力が結果に表れることを学び、ひとつ大人になったのではないでしょうか。
今日はべた褒めの記事を書きましたが、まだまだ課題はたくさんあります。また練習でひとつひとつ克服し、もっと大きなステージでの勝利を掴めるように、一丸となって頑張りたいと思います。
女子のみなさん、優勝おめでとうございます!!!
<おまけ>

実は一番よろこんでいた信田コーチでした(笑)
~ヤングカップ連覇へ!~
一方、男子は前回大会で見事に優勝しました。上級生との試合経験も豊富なメンバーが多いので、今回も優勝して二連覇できるよう頑張ってほしいところです。

男子も女子と同様にDFの意識が上がっており、ボールマンとマークマンの両方に注意を払い、簡単にボール運びやシュートをさせていませんでした。
また、ドリブル力が向上しつつあり、少しずつですがドリブルしながら周りを見れるようになってきたため、「ドリブルを止められて困ったときのパス」から「攻めのパス」にレベルアップしている場面がちらほら見えました。








四年生を中心に日頃の練習の成果を十分に引き出してくれたお陰で、三年生以下も全員試合に出場することができました。
心配していたコーチをよそに、二試合とも快勝し・・・
ヤングカップ二連覇達成!!
優勝おめでとう!
素晴らしい結果を出してくれたことにコーチ陣も嬉しかったです。
もちろん「勝てて良かった」「何点決めた」で終わらせるのではなく、個人のプレーやチームとしてのプレーで更に磨きをかけること、新しく発見したこと、課題だと思ったこと、など振り返って現状に満足せずにもっともっとレベルを上げていく努力をしてくれることを期待しています。
最後にプレー以外のことで・・・
五・六年生がいない中、四年生は試合の準備、ウォーミングアップ、挨拶など下級生の面倒を見ながら素早く動き、チームをまとめていました。
また、交代でベンチに下がったメンバーは、TO・審判に向かって「ありがとうございました」と挨拶してコーチのところに戻ってきました。先日の試合で、六年生が(教えてないのに)実践した姿を見ており、自発的に見習って行動したことは感動しました。
プレーも大事ですが、チームをまとめるリーダーシップ、試合運営に関わる方への挨拶(敬意を払う)をチームで根付かせていきましょう。
一生懸命毎日の練習の成果が結果に結び付いた事で勝てたのだと思います。
同時優勝おめでとうございます!