早いもので卒業生大会の時期になりました。六年生最後の公式戦なので、悔いの残さず自分の出せる力を十分に発揮してほしいと思います。
1/28(土):女子試合
まずは、1/28(土)に女子が試合に挑んできました。
対戦相手は、谷本と同じく六年生は一名でしたが五年生が多数いるメンバー構成で、四年生が多い谷本に比べて体格が一回り大きかったです。
とは言え、この一年間で色々なチームと対戦し、ほとんどが谷本よりも大きな選手が多い相手でしたので、それに臆することもなく「自分たちのできることを一生懸命プレーする」「練習したことを実践する」という気持ちで選手自身も臨んでいたと思います。
ベンチからの試合開始時の応援コールもやってみて、1Qメンバーもベンチも良い雰囲気で試合を開始しました。
1Qから積極的にカットインを仕掛けていきました。その強気なプレーにより、相手のファウルを誘ってチームファイル超過からのフリースローを何度か得ました。
これまで大きな課題だった「ボール出し&もらい方」で練習の成果や意識が出てきたため、少し改善していたと思います。
しかし、試合が進むにつれ、体力や技術の差が点差に現れ始めました。点差は開いていきましたが、試合に出ているメンバーもベンチで応援するメンバーも最後まで声を出して一生懸命プレーしていました。
まだ「ドリブルしながら回りを見る」「ピボットしながら指示する」などの『ながらプレー』やリバウンド、ボールミートなど課題はありますが、年度初めの『負けても仕方がない』チームではなくなっており、選手自身も勝利するためのプレーになっていることに成長を感じました。
次の試合でも強気で積極性のあるプレーを期待したいと思います。
特に#4は、これまでもドリブルの自主練習の成果が現れていましたが、それに加えて積極的なカットインを実行してました。
たった一人の六年生でありキャプテンであるため、ドリブルもリバウンドも指示も何でもやらないといけない状況ではありますが、(性格上、得意ではないけど)声を出して指示をしたり、プレーでメンバーを盛り上げたりしていました。
次の試合で、更に活躍してくれることを期待しています。
1/29(日):男子試合
女子の試合の翌日の1/29(日)に男子が試合に挑んできました。
対戦相手は、背の高い選手が複数人いるチームでしたが、自分たちのやるべきことは変わらず、積極的なカットイン、カットインから状況を見てシュートやパス、プレッシャーディフェンスやカバーディフェンスなど練習したことを発揮することです。
公式戦ということで若干緊張している選手もいましたが、自分にできることを実行しようと頑張っていました。
相手チームのカバーディフェンスに苦しむ場面も多く、カットインしても中で潰されてしまうことが何度もありました。カットインする際に、回りの状況を把握・予測して潰される前にシュートやパスを選択できるといいですね。
更にリバウンドを取れないことが多かったこと、外からのロングシュートを止められなかったことも大きかったと思います。
特にリバウンドは、しっかりしたスクリーンアウトのもとでのポジショニングや最高点でボールをキャッチすることが大事ですが、これは十分に指導・練習できてなかったことが原因だと認識しています。(コーチ反省。。。)
そんな苦しい試合展開でしたが、積極的なカットインとカバーディフェンスは、練習で身につけたことが発揮できていると感じました。
結果的に試合には負けてしまいましたが、特に六年生は最後の公式戦ということもあり、特別な気持ちで臨んでいると感じました。自分のやるべきことやできることをやり切ろうとする姿勢、それでも負けてしまって流した悔し涙、などそれぞれに感じたことがあったと思います。
しかし、卒業生大会はまだ終わりじゃありません!
次の試合もあるので、今回の悔しさをバネに悔いを残さないよう次戦に挑んでください!