新体制で初の公式戦が開催されました。
勝敗も大事ですが、新体制になって自分のやるべきこと、できること、チャレンジすることなどを意識して、どんなプレーをするか、強い気持ちで臨めるかを見せてほしいと思います。
新体制&初公式戦での最初の得点は#12でした。おめでとう!
五・六年生は「自分のやるべきことをやるんだ」「練習したことを発揮するんだ」という気持ちもあり、一生懸命プレーしていました。
ただ、その気持ちの高まりが自分への過度なプレッシャーになってしまい、プレーに迷いが生まれるところがあったり失敗を引きずっている様子が見て取れました。
練習してないことはできないし、自分の実力以上のことはできないことは理解しているので、あれもこれも上手くやろうと気負わずに「OFでは積極的に○○しよう」「DFでは○○を頑張ろう」のようにシンプルに考えよう。
また、達成目標ではなく取組目標の方が自分へのプレッシャーが過度になることは少なかったり、焦りも減るのではないかと思います。
- 達成目標:
10点決める、3本カットする、リバウンドを5本とる、などの数字的な定量的な目標。成否は数字的に一目瞭然だが、未達の状態で残り時間が少なくなるに連れて焦りにつながる。 - 取組目標:
カットインをする、ボールを持ったらリングを見る、カバーディフェンスするためにボールマンとマークマンを指差しで見る、など態度や姿勢といった数字で表せない定性的な目標。成否はわかりにくいが、振り返ったときに自分として納得がいくプレーができたか、やろうとしたことに対して良かったこと悪かったことを自分で考えやすい。
クオーターが進んでいき、緊張がほぐれて思い切ったプレーができる選手、自分自身や相手選手からのプレッシャーで思ったプレーができない選手、と様々でした。
結果的には敗退してしまいましたが、冒頭に記載した通り勝敗が最も重要なわけではなく、現状を知ることが重要です。
ここが谷本ミニバス新体制の実力であり現在地です!
そして、ここはゴールではなくスタート地点です!
保護者が撮影したくれた試合動画を見たり、コーチや保護者のお話を聞いたりして、ぜひ客観的に振り返ってほしいと思います。
君たちには伸びしろがたくさんあります。
今の自分やチームの実力を知り、小さくていいので課題や目標を立て、次の試合でクリアできるように練習を頑張りましょう。