女子も今年度初の公式戦に挑んできました。
六年生がいない新体制ですが、学年的、体格的に不利であることはこれまでの試合で散々経験してきています。
ですが、その分、色々な選手とたくさん対戦してきた経験がありますので、少しでも活かし、また新たな経験を少しでも積んでいってもらいたいと思います。
谷本が大事にしたいことはディフェンスです。
六年生もいないし小柄な選手が多いからこそ、チームディフェンスで全員守備を行います。
オフェンスでは、レイアップやゴール下など成功率の高いシュートはできるだけ決める、カットインなど攻め気を忘れずに大きい選手相手でも積極的に行くことを心がけます。
相手のボール運びの選手、大きい選手に苦しめられる場面が多々ありましたが、カバーディフェンスで何とか守りきろうという気迫を見せてくれました。
大きな選手にボールが入ってしまうと、なかなかそこからの対処はフィジカル的に難しいので、ボールが入る前にボールマンにプレッシャーをかける、大きな選手に対してクローズディナイなど簡単にポジションを取らせないことが大事です。
※後者は教えられていないことなので仕方ない…
しかし、オフェンス・ディフェンスともに積極的なプレーを見せてくれました。
今回の試合で、ディフェンスは「手を出さない、足でついていきコースを塞ぐ」ことを言い続けてきましたが、それでも体力や走力不足でついていけな、かったりボールを奪いたいという強気の姿勢からつい手が出てしまい、ファールが多く初の5ファール退場者が出てしまいました。
ディフェンスは一朝一夕で身につくものではありませんが、シュートと違いその日の調子が影響するものではありません。
ディフェンスを頑張って24秒オーバータイムを狙う、ミスを誘いルーズボールを奪う、などの粘り強いディフェンスをやりましょう。
試合後にヘッドコーチより、「失敗してもいいから全部出し切ろう、あとで『もっとできたな』『あれすればよかったな』など後悔することがないよう全力で取り組もう」とコメントがありました。
「後悔すること」と「課題を発見する」ことは違います。
全力で練習の成果を出したりチャレンジした先に次の課題(できるようになりたいこと)が見えてきます。
その課題に対して練習して、少しずつでも確実にレベルアップに繋げていきましょう!