半期に一度開催される四年生以下の大会であるヤングカップに参加してきました。
約4ヶ月前に挑んだケロヨンカップ(三年生以下の大会)から成長した姿を見せてくれると思います。
カップ戦なので、従来通りウォーミングアップの時間は短かったですが、四年生を中心に最初から真剣に取り組めていました。試合には、「シュートをたくさん打つ」「カバーDFを頑張る」を大きなテーマとして臨みました。
しかし、一戦目から苦しい戦いになりました。相手が少し大きかったのはあるかもしれませんが、相手云々以前にボールが手につかない、ボール離れが悪い、攻めがゆっくり、DFが距離を空けてしまっている、など勝ちたい気持ちとは裏腹に慎重になっている部分がありましたね。
後半から徐々に動きは良くなってはきましたが、あと少し追い上げが足りず惜しくも負けてしまいました。
試合後はすぐにTOだったので、OBや保護者、コーチのサポートのもと自分たちで実施しました。
正直良くできていたと思います。
TO後の空き時間でエネルギーチャージ!
二試合目の前に、笹嶋コーチとミーティング、そして自分たちでもミーティングしました。
二試合目に向けてポジティブな気持ちを作ろう!
二試合目は、試合開始時のDFから積極的な動きを見せてくれました。相手との距離、奪取を狙う眼差し、カバーの意識、など全然違いました!
内容的にも攻めを開始したときに、前を走る選手、いつでもサポートできる距離で走る選手、広がってスペースをあける選手、リバウンドに跳ぶ選手、『前にボールを出す』意識を持ってボールを運ぶ選手、といったように『チーム』として動けていたと思います。
『前へ!』の意識が高い試合だったため、速攻があり、強気のパワープレーあり、攻めのパスあり、ととても魅力的なプレーでした。
四年生を中心に活躍し、三年生にも出場機会を作ってあげられるほどの試合を見せてくれました。
結果としては一勝一敗でしたが、今後の成長に繋がる大きな可能性がある子どもたちだと思わせてくれる試合でした。
ドリブルができる子が増えてきました。もちろんドリブルのスキルアップは必要ですが、ドリブルしながら前へパス、勢いのまま強気でアタック、ストップ&シュートの精度向上など、次のレベルへ踏み込んできていると思います。
ちょっと声が小さめな学年なので、少しずつでも元気を表に出せるといいですね。
明日からまた練習を頑張って更にレベルアップして、秋のヤングカップでは優勝を目指しましょう!!
最後に四年生へ向けて個別のコメントです。
#4
ヤングチームの中心として攻守ともに頑張ってくれました。慎重になりボール保持時間が長くなる傾向があるので、時には勢いに任せた強気のアタックを期待しています。テクニカルなきれいなバスケだけではなく、泥臭いファウルをもらいに行くようなプレーも選択できるようになると、もっとDFを翻弄できると思います。
#5
ケロヨンのときと比べてレベルアップはもちろんですが、「自分がやる」という気持ちがプレーに出るようになったと思います。良いドライブも多々あったので、それが常にできるよう強いドリブルを意識しましょう。
#9
攻守ともに安定しておりミスが少ないです。ボールの取り合いも頑張っていました。二試合目の3Q途中では、普段やらないボール運びをしないといけませんでしたが、責任感を持ってやっていたと思います。もっとボールに絡めれば、シュートチャンスをたくさん作れる選手だと思いますので、そのためにももっとボールを呼びましょう。
#10
DFやルーズボールはピカイチです。また声も一番出ていました。今回はシュートが調子悪かった(ということにして)ので、相手との距離を見計らった上でのミドルシュートを磨きましょう。(今の女子キャプテンが良い見本になると思います)
#11
リバウンドだけではなく、ボールを持ってからのドリブルもできるようになりました。攻守の切り替えの判断や足も速いので、速攻のレイアップやDFのセーフティなど、できるようになることはまだまだたくさんあると思います。
#12
リバウンドが強くなってきたし、カバーDFの意識も高いです。リバウンドからのシュートを覚えて、もっと得点できるようになれると思います。そのためにもピボットやターンを実戦でも使えるようになると動きの幅が大きく広がると思います。