’24/09/16 練習試合

9/16(日)のAMに男子、PMに女子が練習試合を行いました。それぞれ2チームが来校してくださいました。県大会予選の大会前なので勝ちを意識してないと言えば嘘になりますが、大会に向けて練習してきたことの精度や試合への気合をしっかりと確認していきたいです。

男女ともに新しいディフェンスを練習してきたので、それが対外試合でどれだけできるか、何ができないか、自分やチームの現在地をしっかり押さえたいです。
オフェンスはこれまで同様、しっかり周りの状況を把握した上で強気で攻めたいです。

AMの男子の試合は、結果的には二戦二敗でした。しかし、六年生を中心にOF/DFともにできることを頑張ったと思います。
相手チームは強く高さもありましたが、平面でのDF、パスの繋ぎ、強気の攻め、など通用していることも多々ありました。ポストプレーヤーに対してディナイディフェンスで対応したり、普段よりもより前を向くことを意識してパスをさばくようにしたり、試合中の監督の指示に対する理解力と対応力も上がっていると感じました。

#4
ドリブルのスキルは元々持っていましたが、前を向いて『このまま攻めるか』『パスをさばくか』が意識しながら周りが見えるようになってきました。得点力や得点パターンも向上してきているので、思い切りの良い強気の判断を続けましょう。

#5
OF/DFともに中心となって、両チームに十分通用していました。ここ最近はエース級の選手にマッチアップされたり、ダブルチームされることが増えたでしょう。逆にこれを逆手に取って、『ここで攻め抜けばチームに勢いがつく』『2人でも3人でも引き付けて仲間を活かしてやる』など、自信と強い気持ちで引っ張ってください。

#7
コーナーからのミドルシュートだけではなく、リバウンドの頑張りが目立つようになってきました。一本のリバウンドがチームに勢いをつけてくれることは珍しくありません。シュートに加え、リバウンドを獲得できるようスクリーンアウト、ボールの落下点の予測、キャッチ後のピボットなどの強化も期待しています。

五年生以下も頑張りました。特にDFを最後まで必死に頑張ることで、指導者の評価を得て試合に出場できることが再認識できたのではないでしょうか。
諦めずに走りまくってDFした#10、ベースレベルを上げ安定感のある実直なプレーをやりきる#11、OF/DFともに自分ができることをこれまで以上に発揮し始めた#15、など良い姿勢がありましたね。

三年のスクリーン&四年のドライブ

課題もありますね。
主にDFですが、ピックアップの速さ(OF→DFの切り替え)、DFのプレッシャー、カバーDFの判断やポジション、マークマンがオフボールのときのボールや次のアクションへの意識、などです。一つ一つのことはできるはずですが、試合の流れの中や疲れたときに集中力が切れるので、そこを意識することが重要であることを覚えていてください。
また、『チームの和』については少し残念でした。1Q/2Q/B戦では六年生が中心に応援の声を出ししていましたが、3Q/4Qといった上級生がいないときの応援が少なかったです。ベンチも含めチーム一丸となって戦いましょう!

PMの女子の試合も、男子同様二戦二敗でした。特に一試合目はOF/DFともに積極的なプレーが多く接戦に持ち込めました。
ドライブで切り込む、ミドル/ロングで射抜く、力強いポストプレーで攻め込む、パス回し、ルーズボールで負けない、チームDFで守る、など女子チームの良いところが出たと思います。
逆に二試合目は、相手の強さに対して序盤で気持ちが挫けてしまい、残念ながら良い場面が少なかったです。そこは反省ですね。どんな相手でもどんな状況でも、全員で諦めずに挑戦できる姿勢が女子チームの魅力のはずですよ。

#4
2試合目の苦しく厳しい状況でも、コート上では圧倒的なリーダーシップでチームを引っ張ったり、自らのプレーで強気の姿勢を見せ状況を打開しようとし、ベンチでは誰よりも大きい声で応援する、などキャプテンとして立派な振る舞いでした。
また、ドライブ/ロングのシュートセレクションやフローターの挑戦、ディフェンスへの集中力、など一つ一つ高い意識のもとでプレーできていると思います。

#8
思い切りの良いドライブと高いジャンプ&打点のジャンプシュート、足で頑張るディフェンス、など自分の力を出し切り結果を出してくれました。特にジャンプシュートは、普段の練習のシューティングで意識して打っている成果だと感じました。

女子チームは、『チームの和』は高いと思います。誰がベンチにいても応援する声は聞こえてきますので、継続してチームの文化にしてもらいたいです。
いつの間にか新しい応援ができているときもあり、それも楽しみにしてます。

パス回しについて触れておきたいと思います。
パスが出せる・回ることが増えたのは良くなった点ですが、正確には『パスを出すために周りを見ることができるようになった/視野が広がった/判断が良くなった』だと思っており、パス自体のスキルには少し課題があります。それが顕著に現れるのが、プレッシャーDFやダブルチームに来られたときに、パスは出せるが弱い、スピードがない、ふわっとしたオーバーパス、などになってしまい、パスカットされる(ターンオーバーになる)ことがありましたね。
パスを出すまでのプロセスは良くなっているので、パスの種類/スピード/タイミングは良かったか、ピボットを踏めばパスが出しやすくならなかったか、など振り返ってみてください。


最後に。
9/23(月・祝)は公式戦本番です。六年生にとっての上位の本戦に進んでいく大会です。六年生は悔いが残らないようやりきって欲しいと思いますし、その気持は持っていると思います。
ここで言いたいことは、五年生以下です。谷本は六年生が10人いるわけではありません。六年生だけでは勝てないし、試合も成立しません。五年生以下の力が必要です!『自分は最後の年じゃないから』と思っている子がいるとは思っていませんが、あなたのあと一歩のDFフットワークの頑張りが、目的を持ったシューティングが、愚直なピボットが、チーム力を上げ、勝利へつながるのです。
六年生とともにミニバスができる期間も残り半年となりました。自分のためにも、六年生のためにも、普段の練習から課題意識や目標を持って取り組みましょう!

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