’24/12/15 クリスマスカップ🎅

2024年の最後の試合であるクリスマスカップを迎えました。寒さに負けずにアツい試合を期待してます。

今回の相手の2チームは、以下のような特徴が似ている部分がありました。
・速攻を目的に切り替えが早くよく走る
・プレッシャーをかけ、隙あらば2人目、3人目が囲みに来る
・裏パスをよく使う
2チームとも谷本にとって同等か少し強いチームでしたが、これに対してどう戦うか。。。

OFでは、スピードのあるドライブ、ファウルをもらうドライブ、きれいなアーチのシュート、パスランやポストプレイなどの連携など良いOFがありました。
DFでは、カバーやダブル、ルーズボールなどの良いDFがありました。
その一方で、慌てて次のアクションを起こす、ターンオーバーも目立ちました。

一試合目は、後半にDFから流れを作ることができ、最後に少し引き離して勝利することができました。特に#11のDFは目を見張るモノがありました。

二試合目は、1Qで#4がステージひとつ分、レベルが上がったような活躍で大きく差をつけましたが、相手も3Qまでに追い上げ、一進一退の末、ラスト2秒まで同点でした。
ただ、、、ラスト2秒のバックコートのエンドラインからの相手ボールのスローインで裏パスを通され、そのシュートで逆転負けを喫してしまいました。

この悔しい敗戦をだだの敗戦にしないために考えましょう。
直接原因は、裏パスを通されたことですが、これについてはどうでしょう?相手の立場になって想像してみましょう。残り2秒でバックコートのエンドラインからスローインで、近くにパスを出すでしょうか?ボールをキャッチしてすぐタイムアップになってしまいますよね。少しでもリングの近くで受け取って、より近くでシュートできるようにしたいと考えるでしょう。谷本には『シュートを打たせたくない』という目的はあったでしょうが、目的のために『パスを入れさせないこと』を手段にしたのかもしれません。逆に『フロントコートでパスを入れさせる(バックコートでタイマースタートさせる)』を手段とすべきだったと思います。
選手のみんなにはこういうときこそ想像力を働かせて何を優先すべきでどんな手段が有効かを考えてみてください。コーチ陣も具体的な指示を言えなかったことは反省です。。。

と、直接原因について長々と書きましたが、バスケットボールはやはり1Qからの積み重ねです。ラスト2秒まで同点だったことに対して、それは妥当でしたか?実力以上のものを出して同点という状況でしたか?そんなことはないと断言できます。
DFが多い方にドライブ→囲まれる→苦し紛れのパス→カットされて速攻、味方のシュートに対してセーフティがいないor判断が遅い、ボール出し時のパスカットやトラベリングなどのターンオーバーが多い、など『ラスト2秒に至るまでのミスの積み重ね』はしっかり意識して、卒業生大会までに改善していかないといけません。

男子は10人ピッタリの人数でした。全員出場するので、全員がチームとして、個人として、練習してきたことや課題となっていたことがどこまでできるようになったのか、しっかり確認してほしいです。

六年生が3名だったため、OF/DFともに総合的に心配していた部分はありましたが、六年生を筆頭に力強く戦いました。もちろん五年生以下も負けじとプレーしていたと思います。

#4は、もともとボールキープ力はありましたが、突破力に磨きがかかり、1on1では止められることの方が少なくなってきたと思います。DFは言うまでもなく、1on1もカバーもダブルも実践し、それに加えてセーフティやスクリーンアウトも高い意識を持っていると感じています。

#6は、良いリズムでシュートを決めていましたね。波に乗ると手が付けられないので、逆に言うとその波を出せるようコンディション作りが大事でしょう。また、ボール運びや思い切りの良いパスも武器なので、仲間とのコンビプレーから得点パターンも増えるといいですね。

#7は、もうコーナーからのシュートだけではないですね。しっかりの周りの状況を認識したうえで、即シュートなのか、フェイクやワンドリを入れるのか、パスアウトなのか、適切な判断が増えてきました。それに加えて、リバウンドやルーズボールの強さもチームに勢いを与えています。

五年生は、相手が大きい選手だとまだ体を引いてシュートしたり、大人数いるところに突っ込んでしまったりすることがありますね。状況判断とパスには課題があります。2月には新人戦で、頼れる六年生はいないので、プライドや言い訳を用意するのではなく、しっかりと自分の弱点・実力不足の部分を見つめて、地味で面白くない練習を継続できる精神力・集中力を持ってください。

一試合目は、若干の実力差があったかもしれませんが、良いDFからの流れを作ることができたことが勝ちを掴んだ大きな要因だと思います。しつこくプレッシャーをかけ、抜かれてもカバーで助け合い、簡単にシュートまで行かせなかったり、ミスを誘うことで速攻の機会もありました。
シュート精度は課題ですね。日々のシューティングで目的と緊張感を持ちましょう。

二試合目もDFから頑張ろうとはしていましたが、1on1で粘れなかったり、カバーの第一歩が遅かったりと中々機能できませんでした。また、OFの面でも、パスランが少なく、5対5ではなく1対1+カバーありが多かったです。結果として追いつくことは叶わず敗戦となりました。
パスランが少なかったのはボールの手離れが良くないのが挙げられますが、ボール保持者だけの問題ではありません。ボールをもらいに行く選手、スペースを作ってあげる選手、などお互いに意思疎通してタイミングを合わせて動く必要があります。パスはお互いがボールを受け渡す気持ちが一致して成り立つプレーです。一方通行では成り立ちません。声掛け、アイコンタクト、ジェスチャー、使えるものは何でも使いましょう。


クリスマスカップは、男女ともに一勝一敗で終わりました。
結果ではなく内容としてどうだったでしょうか?何か得るもの、感じるものがあったと信じています。
卒業生大会はもう目と鼻の先です。一緒にやれることは何でもやって全力で戦えるよう準備しましょう!

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