’25/02/15,16 新人戦

2/15に男子が、2/16に女子が新人戦に挑んできました。
結果的には男女ともに初戦敗退という結果でしたが、勝敗ではなく新チームとして個人として振り返りたいと思います。

五年生が一名お休みではありましたが、上級生の人数構成としては決して悪いわけではありません。ただ、これまで六年生と一緒に試合に出て経験を積んだ選手と、あまり出場する機会がなかった選手の動きの差は顕著だったと思います。紅白戦ではなく、対外試合、しかも公式戦なので空気感も緊張感も違ったことでしょう。

そんな中で、やはり五年生を中心に積極的にプレーしていたと感じます。自分たちがチームの最上級生の位置にいることを実感したのか、消極的だったり人任せなプレーはなかったと思います。練習してきたドリブルやパス、OF/DFともに周りを確認することを実践しようとしていました。

#4は新キャプテンとしてチームをまとめつつ、プレーで引っ張っていこうと中心となって頑張ってくれました。
#5は声を出して積極性のあるOF/DFを見せ、ボールに絡む機会を増やしていました。
#6は得意のドリブルスピードを活かしたドライブでの得点や練習したドリブルのチャレンジもありました。

また、四年生以下の頑張りも多くありました。これまで以上にボールに絡み、得点につなげてくれました。全員が『自分がやるんだ』という意識でできることを一生懸命やっていました。

まだ練習中ですが、縦パスを出す、パスを出すために前を意識する、ボールを持っていない選手は走る、といったことが垣間見えました。練習してきたことを実践で試すことは、成功/失敗に関わらず次のレベルに行くために重要なのでどんどんやってほしいです。

DFはこれまで培った粘り強さやチームディフェンスが出せたのではないでしょうか。まずは1on1で足でついていく、頑張ったけど抜かれてしまっても仲間がカバーしていました。
特に#13は小さいながら大きな選手に対して、コンタクトがありながらも頑張ってDFやカバーをしていて、相手のトラベリングを引き出すGoodなディフェンスをしていました。

1on1では通用するプレーもありましたが、相手DFの横や奥に他のディフェンスがいるエリアに突っ込んでいく場面も多かったですね。ボールマンは攻める前にしっかり状況把握することが大事ですし、ボールを持っていない選手はカットインも含めパスランのチャンスメイクや1on1しやすいスペース作りも意識した動きを身に着けなければいけません。
またスクリーンアウトとセーフティは継続の課題です。速攻や縦パスをしようにもリバウンドは取りたいし、逆に速攻を食らうと流れを持っていかれます。一人でもサボったら台無しなので、地味なプレーほど一人ひとりが特に意識して確実にこなしましょう。

P.S.ベンチの応援の声が小さかったのが残念でした。「ナンバーコールしよう」、「オフェンス一本」、「どんまい、切り替えよう」などどんな掛け声でも良いので、コートにいる選手と一緒に戦っている気持ちで応援しましょう。

女子は男子に比べて、試合経験が多い選手が更に少ない構成です。しかし、チームとしての団結力・一体感は他のチームにも引けを取らないので、お互いをカバーし合ったり、できることを一生懸命やってムードを高めてプレーできると思います。

試合経験や役割の関係上、キャプテンには相当なプレッシャーや負荷があったと思います。ですが、それでもボール運び、得点、リバウンド、ディフェンス、声出し、全てを頑張ってチームを引っ張ってくれていたと思います。

他の五年生や四年生以下もキャプテンを支え、チームとしてやらないといけないこと、自分ができることを出してくれました。特に四年生は試合に出た経験が少しあるため、DFの面でチームディフェンスを実践してました。#7は勢いのあるドライブやしつこいDF、#10はリバウンドやゴール下シュートで長所を出していたと思います。

谷本女子はルーズボールが強いことが代々引き継がれており、簡単にボールを渡さない・諦めないという姿勢があったのは嬉しいことです。

今回、初めて対外試合に出た、もしくは下級生試合はあるがA戦は初めてという選手も複数人いました。あまり緊張はしてなさそうでしたが、何をすればいい?今OF?DF?マークマンは何番だっけ?みたいに混乱したことでしょう。でも、そこは経験なので気にせずに、これから練習でこの試合の結果を意識してプレーし、別の試合でチャレンジして、を繰り返しましょう。失敗を恐れて消極的になったらダメです!

スローインの動きは良くなりましたが、男子同様、縦パスやスペース作りについては、これからの練習で身につけていきましょう。また、各自が自分の武器(自身のあるプレー)を見つけたいですね。ドリブルは取られない、リバウンド/ゴール下ではコンタクトに負けない、ミドル/ロングが打てる、1on1のディフェンスは負けない、ルーズボールはしがみついてでも取る、など何でも良いです。それぞれが噛み合ったときにチームとして良いパフォーマンスが出せるようになるでしょう。


試合後のミーティングで男子にも女子にも言いましたが、再度伝えたいと思います。
試合結果は残念ではあるが、これがチームとしても個人としても現在地でありスタート地点です。大きな公式戦として、秋に県大会予選や一年後に卒業生大会があります。これからの練習でチームとしても個人としてもレベルを上げていき、今回負けたチームにリベンジしましょう!

まずは基礎的な練習で、ベーススキルを身につけるところからになると思います。ここで、愚直にしっかりと定着させるのと、できるから適当に流すでは、その後の応用やチームプレーでのできることの幅(柔軟性)が大きく変わります。ステップ一つ、姿勢一つ、シュート一つにしても、今回の敗戦と次の勝利を意識して練習に取り組みましょう!

最後に今回もたくさんのご家庭が応援にかけつけてくださいました。六年生も来てくれました。選手の力になったり、いい感じに肩の力も抜けたのではないでしょうか。
ありがとうございました。また一年間、サポートよろしくお願いいたします。

ベンチにいる選手より声出てましたね(笑)

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