本当に最後の最後の大会がやってきました。サンマリは2日間の予選、3月31日最終日の上位トーナメントと続く大会です。緒戦で敗れると最終日は交流戦となります。6年生へのメッセージは前回のカップ戦同様「目一杯楽しむこと」です。その上で上位トーナメントまで残って、競技としても楽しみたいですね。本大会はミニバス特有の10人制のルールは適用外のため、6年生中心での闘いであり、自分がこれまで培ってきた実力を存分に出してほしいです。
本日は写真多めでお楽しみください。男女とも1回戦敗退と悔しい結果になりましたが、6年生を中心によく頑張った2試合だったと思います。













男女とも「中学生か…」と思わせるくらい大きな選手がたくさんいました。抜いたと思っても足幅の差で追いつかれたり、伸びてきた手に触られてしまったり、選手たちはとてもやりづらそうでした。もちろんゴール下では高さの差からDFリバウンドが取れなかったり、ブロックもたくさん受けてしまいました。







またサンマリはミニバス特有の「10人以上出場しなければならない」というルールがありません。5人で4Qを続けて出場してもOKということになります。6年生のメインメンバーは普段から3Qは出場しています。しかし4Qぶっ通しのプレイは、たった1Qの差ではありますが慣れていない選手たちは体力的にきつかったようにも見えました。いろいろなことが重なって6年生にとっては疲れた試合だったかもしれませんね。











そんな中でも大きな相手に勇気をもって立ち向かえたプレイがたくさんありました。また最後の最後の大会で、ドライブ→キックアウト→ミドルシュートというバスケットにおいて理想的なチームプレイを何度も見せてくれましたし、ルーズボールへの執着でも大きな選手に負けていませんでした。一つ一つ成長してきたことを実感できる試合でもありました。敗戦となりましたが、今年1年の成長を随所に見せてくれたことに、「ありがとう」という言葉を送りたいと思います。










女子チームの応援に2個上のOGが駆けつけてくれました。2年前、6年生は一人でしたが4年生としてずっと一緒に出場していたのが今の6年生です。当時女子チームは発足したばかりで人数も少なく、勝利をプレゼントできませんでした。しかしあれから2年、今年はベスト8に入れるかというところまで躍進し、大きくなった、上手くなった姿を見てもらえて本当に良かったですね。谷本の絆や歴史を感じ、コーチも本当にうれしい一幕でした。




OBOGから受け継いだものを6年生は見事に表現してくれています。次は5年生以下のみなさんが受け継いで、もっと谷本を強くしてくださいね。サンマリはルール上6年生中心になりますので5年生以下のみなさんは出番が少ないかもしれません。でも5年生はちょうど1年後に同じようにサンマリを闘います。今日の6年生の姿を目に焼き付け、たくさん話をして、6年生と一緒に闘ったことを忘れないでください。





さあ、残す試合はサンマリ最終日のみとなります。ミニバスでのバスケットは残り4Q20分です。「目一杯楽しむこと」、その上で勝った方が絶対楽しいはずです!横浜武道館という素晴らしい会場で、最終戦を男女とも勝利で飾りましょう!コーチも、お父さんお母さんも、谷本ミニバスの弟・妹たちも、みんなが全力で応援しています!


今回の試合が長年チームを支えてくださっていた小池ヘッドコーチの最後のベンチワークとなりました。熱さや厳しさの中にも選手たちの成長や期待を願って指導していただきました。
谷本ミニバスのためにありがとうございました。そしてお疲れ様でした。



最後に簡単ですが、参加した6年生へコメントです。
男子#4
低く強いドリブルを活かした1on1はこれまでも武器として通用していましたが、それに加えてフリーの選手へのパスや#13へのキックアウト連携もできており、落ち着いて周囲を把握・活かすことができていました。


男子#5
怪我の影響もあり本調子ではなかったかもしれません。それでもスコアラーとして力強い1on1で得点したり、キャプテンとの連携・助け合いなど、チームのために中心となってプレーしてくれました。1on1ではミスマッチを跳ね除けて十分以上に勝負できていました。


男子#7
緊張なのか気負いなのか、最初は動きが硬かった(視野が狭かった)ように見えました。しかし、後半になってフォローやパスを繋いだり、後期で自身の武器としたリバウンドで、相手の高身長に何とか対抗しようとコンタクトし、良いリバウンドもありましたね。


男子#2
ブランクがあったとは言え、得意のドリブルと強気の姿勢はチームを助けてくれました。OFでもDFでも『攻め』のスタンスを貫いて、敵のDFに風穴を開けてください。#4、#5とパスランも織り交ぜて敵を引っ掻き回すのもできそう。


男子#3
シュートやリバウンドのチャンスが何度かありましたね。また、OF/DFの切り替わりや速攻チャンス時の際のダッシュは早かったです。行動も気持ちも『準備』しておけばできるプレーはもっとあるはずなので、交流戦ではリバウンドや得点を期待しています。


女子#4
相手が大きかろうが上手かろうが最初から最後まで自分のプレーをしてくれました。ゲームメイク、ボール運び、アシスト、得点と多岐に渡る活躍に加え、チームを鼓舞し続ける姿勢は感嘆するものです。交流戦でも『らしく』いきましょう!


女子#5
相手チームのコーチに話を聞きましたが、平均身長が160cm前後くらいだそうです。そんな選手たちがひしめくゴール付近は特にきつかったと思います。それでも、スコアラーとして体を張って決して逃げずに闘いました。谷本女子の攻撃の要として、キャプテンとともに『闘う姿勢』を仲間に見せてくれたと思います。


女子#6
前半はややボールが手につかない場面も見受けられましたが、時間が経つにつれ、ボール運びやドライブ、ミドル/ロングと複数の武器を使って得点を上げてくれました。状況に応じた武器の使い分けが上手くなりましたね。


女子#7
ドライブだけではなくロングでも得点できるようになっているので、状況を確認した上でもっと攻めてほしいです。DFが簡単についていけるドライブスピードではないので、電光石火のドライブを見せてやりましょう。


女子#8
ブランクがありながらも、OF/DFともによく走りました。相変わらず速いですね。ドリブルでも速攻でも、その速さを活かして得点やアシストができるチャンスは来ると思います。慌てずに周囲の状況を確認することも大事ですが、時には勢いも大事なので突撃しましょう。


女子#9
休部前から練習していたポストプレーやターンが体に染み付いてると感じる場面もありました。大きい相手でもリバウンドが取れそうな場面も多々あったので、自信を持って練習してきた武器を発揮してください。

