23年度前期リーグ(男子)

GWの5/3、5/4、5/7の3日間で、それぞれ2試合ずつの計6試合戦ってきました。
GWなので家族旅行や塾などの習い事など色々な用事があり、それぞれ大事にしないといけないことだと思います。
このような状況は他のチームも似たようなものだと思いますので、参加した選手は、試合に出場できるチャンスなので練習の成果を発揮したり、参加した経験を今後の練習にしっかり活かしてほしいと思います。

今回の試合では、谷本ミニバスはいつも通りで「ディフェンスを頑張る」ということに加え、「積極的に強気で攻める」ということを目標にしています。
「ディフェンスを頑張る」は、カバーディフェンスで全員で守ることに加えて、プレッシャーをかけて相手に楽をさせないようにします。
「積極的に強気で攻める」は、オフェンスではカットインを軸にコンタクトを恐れずに果敢に挑む(無謀とは違う)ことと、ディフェンスでも前述のプレッシャーをかけることに対しても攻めのディフェンスということになります。
どこまで強い気持ちを持って挑めるかがポイントです。

5/3(水)

初日から体格の良い選手のいるチーム、大きくはないがスピードや技術のある選手がいるチームとの対戦でした。
だからこそ、オフェンスは怯むことなくアタックし、ディフェンスは積極的にプレッシャーをかけて、抜かれてもカバーディフェンスで守ることが求められます。
ディフェンス面は、カバーディフェンスが身についてきたためか、ペイントエリア付近では全員で守ることができました。
特にスピードや技術のある選手2名に対して、4Qでは簡単にプレーをさせないしつこくて良いディフェンスが見られました!
ただし、他のクオーターでは、3ポイントエリア外ではプレッシャーをかけきれてなく距離が遠く、ロングシュートを決められたり、カットインでスピードに乗らせてしまい止めきれない場面が多かったです。
オフェンス面でもミドルシュートや少し遠目のシュートは打っていましたが、全体的にカットインが少なかったです。
強気なカットインがあるからファウルを取れたり、ドリブルを警戒して距離があくのでミドルシュートが打ちやすくなる、といった循環があることを頭に入れておきましょう。

5/4(木)

この日は体調不良の選手もおり、10人ギリギリになってしまいました。
逆に考えると、参加した選手は必ず試合に出場できるので、精一杯できることをやってほしいですね。
特に一試合目では、ダブルチームプレスに苦しめられました。相手のディフェンスは常にボールマンを監視し、ここぞという追い込みタイミングで攻撃的なディフェンスをしかけてきました。
ドリブルキープ力、回りを見る精神的余裕、状況の把握と予測、など今よりも1ランク2ランク上のスキルを身につけないと打開することは難しいことを痛感したと思います。
ただ、、、スキル的な面より精神的な面で負けたことが大きい印象でした。
実力的に差はありましたが、それでも果敢にカットインを挑む、全員で守る、諦めずに走り抜く、などできることはあったと思いますが、ミドル~ロングシュートが多くなったり、カバーディフェンスの一歩目が遅れたり、走り負けてしまったり、とネガティブな気持ちがプレーに出てしまった形です。
コーチは失敗することを怒るわけではありません。「失敗を恐れて挑戦しないこと、やるべきことをやらないこと」が一番良くありません。気持ちが乗っている良いプレーもたくさんあったので、それを常時できるように心がけましょう。

5/7(日)

GWの最終戦です。しっかり出し切って終わりましょう!
一試合目は低学年が多いチームでしたので全員出場して勝利することができました。
二試合目はスピードのある選手や技術のある選手、よく走る選手、などチーム力が高い相手でした。
しかし、谷本の選手たちはこのGWの試合や練習での成果を見事に出してくれました。
カバーディフェンスはもちろん、マッチアップする相手に対して高い位置からプレッシャーをかける攻撃的なディフェンス、カバーディフェンスの一歩目、積極的なカットイン、カットインを警戒して距離ができた際のミドルシュート、疲れているはずだが最後まで走り抜く、など気持ち・気合いの乗った素晴らしいプレーが多かったです。
とてもタフな試合でしたが、全力を出し切った上で勝利を掴むことができたのはとても大きな収穫でしたし、自分たちの自信にも繋がったのではないでしょうか。

5/3~7の5日間で合計6試合挑み、2勝4敗という結果でした。
負け越しはしましたが、後半に進むに連れて確実に成長が見られる良い内容でした。

この最終戦では、女子チームと保護者の応援がものすごかったです。
女子チームは一度なくなったり、男子チームもコロナ禍で試合の機会が減って応援コールを分かる選手もほぼいなくなった状態でしたが、他チームの応援を見様見真似で覚えて、とても大きな声で応援してくれて、まるでホームコート空気感でした。(相手チームの応援は聞こえない)
男子にとっては力強い後押しになったことは間違いないですし、相手選手にとっては嫌でしたでしょうね。
試合をしている選手だけではなく、応援選手も保護者も、まさに谷本一丸となったを感じました。


最後に。。。
最初にも記載しましたが、GWという長期休暇の中、ご家族での予定や他習い事など色々な都合もあったと思います。
そんな中、バスケの試合や練習に参加した選手たち、後押し・応援してくださった保護者の方々、ありがとうございました。
とても濃密なバスケ漬けの日々だったと思いますが、一日ごとに確実に成長している姿を見せてくれたと思います。
今後とも、試合や練習で頑張っている選手たちを見に来て応援していただけますようお願い致します。

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