’24/06/30 練習試合

6/30(日)に男女でそれぞれ2チームと練習試合を行いました。
最近の試合では、個々として自分の武器の発見や練習の成果の発揮、チームとして連携・連動したりと、大小何かしらの成長を見せてくれることが増えているので楽しみです。

男子はかなり背の高い選手のいるチームと対戦でした。自分より2,30cmも背が高くガタイがいい選手が突っ込んできたら怖いですよね。でも、それに対して「プレッシャーDFで簡単にスピードに乗せない」、「カバーDFでみんで守る」、「スクリーンアウトして簡単にセカンドチャンスを与えない」ということをテーマに練習しました。OBの先輩も協力してくれましたね。
体格差により有利不利を完全に埋めることはできませんが、DFに対する意識と勇気は確実に付いてきていると思わせてくれる内容でした。もちろん、まだカバーの一歩目、マークマンへのプレッシャー、大きい選手に対する全員での守り方、などレベルアップしてほしいことはありますが、逆に言うとまだまだ伸び代があるということです。

OF面では、攻めあぐねる場面が多くありました。大きい選手がリングの近くにいると、それだけでプレッシャーを受けてしまいますが、そこからファウルをもらうために接触を恐れず突っ込む、周りや相手との距離を見計らってミドルシュート/ジャンプシュートする、指示してスペースを作って1on1をしかける、などやれたこと、もっとやれること、あると思います。

具体的に次の試合でできるようになってほしいことがあります。
1.スクリーンアウト
まだまだ忘れてシュートだけを見ていることがあります。自分のマークマンが近くにいるときは押し出す、カバーに行ってたので遠くにいるときは近くの相手を押し出す、もしくは自分のマークマンがどこにいるかは知っておくことは重要です。
2.声掛け(コミニュケーション)
OFのときの指示やキャッチボイス、DFのナンバーコールやボールコールは良いですが、『仲間に教える』系の声掛けができてません。「右、スクリーン来たよ」、「スイッチ」、「ポスト入った」、「裏(ゴール下)きれたよ」、「(ドリブルしてるとき)後ろ来てる」などがあると、個々の目だけで確認して得た情報に加え、耳で聞いた情報も得ることができるので、次にすべき可能性のあるアクションの心構えもできます。

結果的には2戦2敗でしたが、成果も課題もあった次に繋がる試合だったと思います。

#4
鋭いドライブから深い位置まで切り込んでシュートを狙うスタイルが自分の武器になりつつあります。パスフェイクを織り交ぜたシュートもありましたし、ユーロやギャロップなど自分にあったバリエーションを更に増やすと良いでしょう。接触は増えると思うので、体幹が乱れないように気をつけましょう。

#5
苦しい試合だったと思いますが、DFだけでなくチームのスコアラーとして状況に応じた色々な攻め方をして結果を出していました。動的なパスの精度には課題がありますが、判断やタイミングはあっているので、パスも試行錯誤して精度をあげましょう。
『キャッチできてこそのナイスパス!』

#8
大きな仕事であるリバウンドが少しずつ取れるようになっており、更にリバウンドからのシュートを狙う場面もありました。ゴール下が強くなるとチーム力が上がるので、さらなるレベルアップを期待してます。

#15
ドライブからユーロステップでシュートを狙った場面もありました。惜しくも入りませんでしたが、良いチャレンジでした。シュートまでできるチャンスはまだ少ないかもしれませんが、しっかり周りを確認した上で自分ができることをやったので、次に期待したいです。

女子は、キャプテン・副キャプテンを中心に、チームとしての一体感・連携のレベルが上ったと感じさせる試合でした。一人ひとりが自分がやるべきこと、チームとして頑張ることを念頭に集中してプレーしていたと思います。

DF面では、ダブルチームをしかけ、ボールを奪ったりミスを誘いルーズボールを得たり、とボールに対する執着心は強いと感じます。六年生が率先してそのようなプレーを見せるため、下の学年も自然と引き寄せられている・引き継がれている傾向にあります。

OF面では、#5が中心ではありますが、#5だけに任せるのではなく、DFを引き付けたりスクリーンを使ったり、複数人での連携プレーもできるようになってきました。落ち着いて周りが見えることが増えたため、視野が広がり、パスが回るようになったことが大きいです。個人のスキルを高めながらも、特定の選手だけの連携プレーではなく、それぞれの仲間と連携し、武器を発揮できるよう試行錯誤していきましょう。

課題については、男子に記載した2点は女子にも共通して言えることです。「スクリーンアウト」と「声掛け(コミニュケーション)」は、練習の時から意識してやっていきましょう。

決して楽な試合ではありませんでしたが、そんな中で2戦2勝した結果は素晴らしいと思います。

#4
声出し・泥臭いプレー・チームのまとめなど高いレベルのキャプテンシーを常に発揮し、チームの士気を上げてくれています。また、ゲームメイクも上手くなったと感じています。ドリブルを活かしてシュートまで持っていく手段も増えてきているので、まだまだレベルアップしていくと思っています。DFの積極性は十分評価に値しますが、最後の最後で手が出てしまいファウルが積み重なっていくことが課題です。審判にファウルをコールされた時に、どこを指摘されたのか、どこまでなら大丈夫なのかを気にしてみましょう。

#5
女子チームのスコアラーとしてのプレッシャーもある中でしっかりと成果を出し、勝利に貢献しました。ショートが続いたら強めにバンクシュートを狙うなど、外ではなく中でできる工夫をやってみましょう。得点にフォーカスが行きがちですが、リバウンドの取り方・ボールの巻き込み方が強くて姿勢もきれいですよね。

#6
自分のスタイルが確立してきていますね。元々きれいなシュートフォームからのロングが際立っていましたが、そのシュートフォームが焦ったり力んだりして崩れることが少なくなってきましたし、ドライブを鋭くなってきました。DFとしては、ロング?ドライブからミドル?レイアップ?パス?など的を絞れず迷ってしまいます。個々の武器の精度をあげつつ、DFの裏をつく攻めができるかもどんどん試しましょう。

#11
リバウンドを取る頻度が増えてきましたし、取ったあとも慌てずピボットができるようになってきました。更にゴール下シュートの機会もありましたね。リバウンドは引き続き頑張ってほしいですが、今後はシュートに関わることも増えてくるので、平常心で練習したことが発揮できるように経験を積んでいきましょう。

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