’24/08/04 練習試合

今日は同地区の2チームにご招待いただき、男女とも練習試合を行いました。他地区のチームとの対戦も良いですが、同地区での対戦は自分たちのレベルを確認する意味ではとても良い機会だと思います。勝敗ももちろん大事ですが、できたことは何か課題は何かを見つけて成長の機会としたいですね。特にホストチームは男女ともレベルが高く、胸を借りるつもりで全力でぶつかってほしいです。


【午前:女子】

1戦目、ゲームとしては収穫はあったと思います。前半13点差をつけられて折り返したものの、後半は武器であるDFでプレッシャーをかけ、得点に結びつけることができました。前半の差を追いつくことはできませんでしたが、後半だけ見れば谷本のゲームができており点数としても4点差で勝っていました。コールはされませんでしたが、OFチャージを取れていたかもというキャプテンの素晴らしいDFもありました。キャプテン・副キャプテンのダブルチームを受けた相手のプレーヤーがかわいそうになるくらいのプレッシャーDFができていました。

しかし谷本が流れに乗り出したのが3Q途中からで、エンジンがかかるのが遅かった印象です。では次回の試合で、早めにエンジンをかけるためには何が必要でしょう。その目線で前半・後半の自分たちのDFをもう一度見直してみてください。前半はボールが手についておらず、ドリブルミスでのターンオーバーのシーンがしばしばありました。これも同じ理由ではないかと思います。

【午後:男子】

ホストチームとの1戦目、相手はさすがのレベルだったと思います。DFプレッシャー、ファーストブレイクの走力、1on1のスピード、決定力と全体的に高いレベルでした。5、6年生が4名欠席でしたので苦戦は予想していましたが、それでも迷いなく戦えたことは収穫だったと思います。「迷いなく」というのがポイントで、コーチとしてはいつもの試合より集中力の高いプレーができていたように感じました。特に#9の選手は「プレッシャーに勝つ」「点を取る」「自分がやる」といった前向きな気持ちを見せてくれましたし、結果として積極的なプレーでスコアリーダーとなってくれました。また#14の選手は4年生ながらガードとしてのボール運びもこなし、年上の相手に積極的に1on1をしかけ、同じくスコアリーダーとなってくれました。

この2人だけではなく、全員がいつもの試合より積極性があり、負けはしましたがコーチとしては言う事はありません。では、これまでの試合でこの積極性が出せていたらどうだったでしょう。今までも「迷いなく」プレーができているときはとても良い試合ができていますよ。

【男女2戦目について】

2戦目の相手は逆に下級生も多く、試合としては勝利しました。しかし男女とも1戦目の方が積極性があり、よく動けていたように感じます。相手は連戦であったのに対し、谷本は1試合目と2試合目の間に休憩を挟みましたので、そのため気持ちも身体も少し熱が冷めてしまったように見えました。選手のみなさんはどう思いますか?2試合目の方が「あれ、身体が重いな」とか「走るのがちょっと苦しいな」と思ったんじゃないでしょうか?

最後の振り返りの時も話しましたが、「準備」はとても大切です。気持ちも身体もです。身体の面で言えば大事なのはアップです。残り時間で何をするか、その時その時しっかりと考えてほしいです。ボールが手につかないならドリブルメニュー、シュートタッチ悪いならシューティング、身体がほぐれていないならストレッチ、身体が熱くなっていないなら走るメニューなど。短い時間だけにアップのメニューも、取り組み方も大事です。

また気持ちの準備も同じくらい大切です。試合開始のタイミングで集中力をピークに持ってくることは大人でもとても難しいことですが、「試合に勝つぞ」「全力で戦うぞ」という気持ちをどのように高めるか、まわりの強いチームはこれができていることが多いと思います。一度キャプテン・副キャプテンを中心に、みんなでそんな話をしてみてもいいかもしれませんね。

課題もあげましたが、強いチーム相手にしてできたこともたくさんありました。これはみんなが一生懸命練習して、レベルが上がっている証拠だと思います。男子も女子も試合に集中できているとき、谷本はとても強いチームです。これからの試合、全力を出し切った!という試合を1つでも多くしていきましょうね。

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