2試合とも決して簡単な相手ではありませんでした。谷本もミスや課題もあり、100点の出来ではありませんでした。対戦相手の川崎地区2チームはどちらもルーズボール・リバウンドの意識が高く、またトランジションの早い(速攻への切り替えが早い)チームでした。
しかし…過去の敗戦の時に「力負け」という言葉を使ったことがありますが、今日は難しい相手にまさに「力勝ち」した試合だと思います。つまり地力で相手を上回ったといえる2試合でした。
ミスからの失点や、リバウンドからの2ndチャンスでの失点、イージーシュートのミスなどはいくつかありました。しかし谷本の武器であるプレッシャーDF、カバーDF、ルーズボールに加え、6年生を中心に一人一人が自分の武器を発揮し、しっかりと得点を重ねられた試合だったと思います。
本当に頼もしく成長してくれました。今日の2連勝は自信をもっていいと思います。課題については個々にわかっていると思いますので今日はあえて触れません。それを補って余りある6年生/5年生のgood pointを紹介したいと思います。
#4
キャプテン・フロアリーダーとして、ボール運び/パス回し/DF/1on1/ロングシュート、と全ての面で高いパフォーマンスを発揮しチームを牽引してくれました。ミスがないわけではありません。しかし2試合通して谷本の支柱となるプレイは圧巻で、ハンドリングレベルは群を抜いており相手を圧倒していたと思います。
#5
ペイントエリアでのプレイが多くなるため、ハードワークとなった2試合でしたが15得点、25得点とスコアリーダーとして活躍してくれました。コンタクトが多いゴール下でのプレイは簡単ではないと思いますが、彼女が最後まで闘い続けてくれたからこそ、チームの勝利に繋がったと思います。
#6
セカンドガードとして常にボール運びをフォローし、自らのプレイであるカットインとミドルシュート・ロングシュートで積極的にチャレンジしてくれました。今日の3Pは1本でした。しかしこの1本でチームのテンションは大きく変わりました。彼女のロングシュートにはゲームの雰囲気を谷本色に変える力があると思います。
#7
1on1の積極性があり止められたときに冷静にリターンする、シンプルなOFが出来ていました。カバーDFは誰よりも早く、相手の速攻のDFに1番に反応していました。また味方のFTの時に成功しても外しても、一番にシューターに声をかけているのはいつも彼女です。数字には残らないかもしれませんが、このようなプレイこそがチームの盛り上がりに最も必要だと思います。
#8
5年生として3Qメンバーで出場しており、体の大きな6年生と戦うことになります。これまで自分よりも大きな相手につぶされることもたくさんありました。しかしここ数試合ではドリブル力や体幹が成長し、キャプテンに次ぐドリブルハンドラーとしてしっかりとボール運び、1on1ができています。来年を待たずエースガードとしての活躍を期待しています。
4年生以下でも、#11のOFファウル奪取や、#11のカットインラストパスから#12の得点などの見せ場もありました。下の世代もしっかりと成長を見せてくれています。
年始1発目の公式戦、リーグ戦を2連勝で飾ることができました。ここでもう一度言います。本当に、みんな自信を持っていいと思います。集大成の年、みなさんは本当にうまくなりました。頼もしくなりました。
スポーツにミスはつきものです。でもミスに臆することは全くありません。↑に書いたように自分がミスをしても頼れるチームメイトがフォローしてくれるからです。ミスを恐れず自分のプレイに集中できたときこそ最高のパフォーマンスが発揮できることを忘れないでください。今日の試合、強豪チームと遜色のない勝ち方ができていたと思います。2連勝おめでとうございます。
次の公式戦はいよいよ卒業生大会です。相手がどんなチームでも油断したりビビったりすることなく、「自信」を胸に全力で挑んできてください。
コーチはみんなが最高のパフォーマンスを発揮できることを、心から応援しています。