’25横浜北部リーグ戦(vol.07)&女子練習試合

早くも真夏日が増えてきており、バスケはもちろん日常生活も熱中症に気をつけながら過ごさないといけない日々になってきました。
そんな中、男子のリーグ戦の最終戦がありました。また、男子リーグ戦後に同チームの女子と練習試合もありました。
エアコンが効いている体育館だったので、熱中症のリスクが少なくてよかったです。・・・エアコン羨ましい!!😣

男子は、リーグ戦を通して速攻やボールが回る展開がサマになってきました。最終戦でも、『速くて面白いバスケ』を目指してプレーしてところ。

1Qは六年生中心、2Qは五年生中心、後半は選手たちのパフォーマンスの良し悪しやポジション施策によって構成を変えながら闘いました。

六年生は体の成長もあり、強く長いパスが出せる身体能力が身についてきたと言えます。その中でも、パスを出す選手、速攻に走る選手、リバウンドやセカンドブレイクのために追いかける選手など、自然とそれぞれが動けるようになり始めました。シュートに至るまでのプレーも自分の武器やできることをやろうとしていました。

五年生は、一人ひとりが自分の持つスキルをしっかりと認識・判断し発揮しています。また、声にはあまり出さないですが、熱く強い気持ちのこもったプレーもあります。シュート、パス、1on1の勝負、など一つ一つのプレーのセレクションが上手なので、全員が円滑に動いたりボールを回したり攻めたりできるよう指示できる司令塔がほしいですねえ。

ただ、オフェンス面だけが大事なわけではありません。速攻然り、自チームの攻撃のトリガーとなるディフェンスやリバウンドも非常に大事になります。特に谷本はビッグマンはいないので、ディフェンスを頑張って楽なシュートを打たせない、スクリーンアウトをして高さ勝負に持ち込ませないことが重要です。
継続的に練習し、ディフェンスもスクリーンアウトも意識はありますが、まだ体がついていっていないことが多いですね。しかし、それでも以前よりもだいぶできるようになってきています。これこそ地味・きつい・つまらない練習ですが、これをちゃんと意識して続けられた選手が秋に成果を出すことでしょう。

3Qで逆転するも点差はたったの4点。お互いが必死にボールを追いかけ、強気で諦めずにプレーしました。相手のキーマンのガードを#6が懸命に抑えて楽をさせなかったり、#4/#7が自分よりも背の高い選手に力負け・当たり負けせずに攻守で勝負したり、#8/#12が得点はせずとも全体を見て的確にパスを繋ぎ1on1をしかけたり、最後に#5がフリースローを決め、それが決勝点となって見事に勝利しました。おめでとう🎉

女子がたくさん応援してくれました

リーグ戦は、通算成績5勝1敗と想像以上の戦績を収めました。様々なチームと闘い、得たものがたくさんあったと思います。
自分は何が得意か、他の選手には負けない武器は何か、チームにどう貢献できたか、など自信をついたことがありましたか?
逆に、練習してきたことが活かせなかった、これはもっとスキルアップしないといけない、ミスを減らせるように振り返らないと、などレベルアップするための課題は見つかりましたか?
パスに関するターンオーバーが多いことと、スクリーンアウトはリーグ戦通しての課題なので継続して練習していきましょう。パスの判断自体は悪くないので、タイミング・強さ(自分の筋力にもよる)・種類を適切に選択できるよう経験を積んでいきましょう。

男子のリーグ戦後に、女子が同チームと練習試合を行いました。

相手チームは、とにかく全員が速く、とにかく動いてプレシャーをかけてきました。オフェンス時にはスローインもままならず、ボールを持っても潰されることも多々あったと思います。ディフェンス時には速いドライブだけではなくパスランやオフボールの選手の動きについていけない場面もありました。

結果的に大敗していまいましたが、果たして得るものはなかったでしょうか?何も通用しなかったでしょうか?そんなことはないと思います。
#4のドライブやジャンプシュート、#5のクロスオーバーからのドライブ、#21のスピードに乗ったときのドライブやルーズ勝負、#8のロングシュートのセレクション、#9のリバウンドやゴール下、などそれぞれができることを発揮しようとし、通用する場面もありました。(相手がそれをさせないように動きまくってましたが)

#5のクロスオーバーは良くなってきています。次は『使い分けや攻めのパターンを増やす』、『シュート成功率を上げる』ですね。ズレを作って攻めるスタイルだけではなく、スピード・勢いに乗って突っ込みあわよくばファウルをもらう、行くと見せかけてミドル、相手を引き付けてパスアウトなど、選択肢がたくさんあるとDFは迷うので、もっと攻めやすくなるでしょう。

#9はボール出しが苦しいときに、咄嗟に空いてるスペースにボールをもらいに走りましたね。これはとても重要です。ボール出しのシーンだけではなく様々なシーンで同様のことが言えますが、仲間が苦しんでいるとき、何かアクションをしてほしいと考えているときに、それを察したり自分で考えて(期待通りじゃなくても)動けるか、更にただ動くのではなくスペースを意識して動けるか、という点は難しいですがチーム競技ならではの大事なことでしょう。

もちろん課題は認識して練習でクリアしていかないといけません。
今回はスローインでかなり苦しめられましたが、スローインのミスは表面的で目に見える形だったので分かりやすかったですが、根本としてはスペースに対する意識だと感じました。パスを出す選手、もらう選手、直接ボールに関与しないが3線にあたる選手、それぞれがどこのスペースが空いているか、動いてスペースを作るべきか、どこのスペースを使うべきか、、、なかなか難問ですがまずは意識して眼の前の仲間やボールだけではなく、一歩引いて広く見ようとすると見えてくるものがあるかもしれません。
あとはターンオーバーは気をつけましょう。特に今回の相手のようにスピードがあり、プレッシャーをかけてくると焦る気持ちもわかります。しかし、そこでラインを超えたりバイオレーションすると思う壺なので、個人スキルを高める努力はしながらも、「もらいに来て」「広がって」「ドコドコに動いて」など声を出しコミュニケーションを取りながらチームとして動きましょう。

かなり苦しい試合だったと思いますが、それでも最後まで頑張りました。応援してくださった保護者への挨拶も声が大きくて良かったです。プレーに直接関係はしませんが、こういうチームは「次も応援しよう!」と思えることなので、今後も続けてください👍

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です