2/18(日)に新人戦に挑んできました。新チームとして始動してから初めての公式戦です。女子チームは六年生がいなかったため抜ける選手はいませんが、他のチームも五年生以下という条件がそろった横一直線のスタートです。同じ条件になるので、自分たちの現在地が見えてきますね。全力で頑張りましょう!
相手のスピード・フィジカル・メンタル・バスケIQは非常に高く、終始苦しい試合展開でした。前から当たってくるDFに対して、「どうすれば突破できるか」「どのようにパスをつなぐか」と苦悩し、ボールを奪われる展開が続きました。試合内容としては、自分たちのやりたいことができずに “やりきった” という気持ちも残らず試合終了した印象です。
プレッシャーをかけられると、焦り・慌てが出てきて、ドリブルミスや安易なパスがありました。シュートチャンスでもそれらの気持ちが力みになっていました。
すごく気になったことは、ターンオーバーへの恐れからか、『2,3回ドリブルしてすぐ止め味方を探す、その間に囲まれる』というシーンが前半に多かったことです。その2,3回のドリブルの意味・意図はなんでしょう?周りの状況や次のアクションがぼんやりでも見えている上でのドリブル終了でしょうか?ボール運びも簡単にさせてくれない相手であり、味方が助けに行くのも遅かったことはありますが、ドリブルは止める(止められる)ということは次のアクションがかなり制限されることを認識しておきましょう。突っ込むだけではなく相手との距離感を意識、常に周りの状況の把握、仲間への声掛けやヘルプなど、みんなで攻めましょう。
4Qからは強気の逃げない谷本の女子チームらしいOF/DFが出てきました。前半にあったターンオーバーもかなり減りましたし、周りも見れていたと思います。
対戦相手の監督と会話する機会がありましたが、強気な姿勢や最後まで諦めずに前を向く姿勢を評価していました。
女子がこれから新たに身につけるバスケット観としては、「強みを生かす」ということです。個人の強みだけでなく、チームの強みを生かしたプレー選択を多くできれば、必ず勝利につながるでしょう。
敗戦による反省は大事ですがネガティブ思考のみに陥るのではなく、『次のステップへの課題がわかった、それをクリアして必ず上手くなる』とポジティブ思考を持って次からの練習に取り組みましょう!