7/20(土)に谷本小学校でクラブチームとの練習試合を実施しました。谷本ミニバスの部員がクラブチームに通っており、練習試合の打診があり実現しましたが、このようなご縁で普段対戦することがないチームと交流があることは貴重です。
クラブチームだから、と気負うことなく、通常の試合と同様に自分ができることを一生懸命出してくれればと思います。その中で、相手チームから学べること、通用すること、まだまだレベルアップしないといけないことを得てほしいと思います。
試合はミニバスルールで、男子→女子→女子(流し2Q)→男子(流し3Q)で実施しました。
男子
男子チームは、試合に出場する頻度の高い選手が三名いない状況ではありましたが、一人ひとりが強い気持ちで試合に臨んでいたと思います。
#4は苦しい状況でもゲームを組み立てよう、乗り越えようと奮闘し、#5はスコアラーとしてOFを引っ張りました。もちろんDFも集中していました。
もちろん出場した他の選手も頑張りました。DFからリズムを作りOFへ繋げる、慌てず自分ができることをやる、の意識が持てていたのかもしれません。
また、普段はあまり出場しない選手の出番もありました。自分のマークマンを見失ったり、DFの構えができていなかったり、普段できていても試合でできないことが多々あると実感できたと思います。これを「相手がうまかったから」「緊張と暑さで・・・」のように他の要因のせいにせずに、自分の実力だと認識し今後の練習での課題にしてほしいです。がんばろう!
一試合目は、最終的に4Qで逆転して勝ちきったのは素晴らしいと思います。失敗を恐れずに、気持ちの入ったDF/OFがあったからです。逆に二試合目は、相手の勝ちへの強い気持ちと自分たちの集中力の低下により負けてしまいました。やはり気持ちの持ち方で、プレーのギアが一段も二段も変わってくることが身に沁みたのではないでしょうか。
気持ち以外の課題としては、しなくていいミスを減らすことです。周りを見た上で攻め気で挑んでシュートを外した、プレッシャーをかけようとDFを頑張ったがファウルになってしまった、といった失敗はむしろ評価されますが、パスミス、トラベリングなどのヴァイオレーション、手で止めに行ってのディフェンスファウル、などはいらないミスです。接戦でのミスを減らすためにも、普段の練習からこのようなミスを減らすように細かいプレーも意識していきましょう。
女子
続いて女子チームの試合について。
女子は試合開始前の円陣やベンチの応援も、元気に声が出ていてとてもいつも良い雰囲気で試合に入れますね。
女子チームは、全員がチームとしてやるべきこと、自分の役割と頑張ることを持っています。もちろん、それらが常に上手くできるわけではありませんが、失敗を恐れず、励まし合い、高め合えている良いチームですね。
DFについては男子同様、自分のマークマンへの責任感、カバーの意識、ダブルチームといった攻めるDFをやりました。手が出てファウルになってしまうことはありましたが、自分より大きい選手に対して逃げ腰になることはありませんでした。
OFは、#5が中心となって引っ張りました。点を取ることへの責任感や相手DFの当たりがきつくなっていく中でも、結果を出す強さは試合を重ねるごとに増していると思います。また、得点だけではなく、リバウンドでも活躍し、攻撃のチャンスを増やしていました。
スコアシートからは#5の活躍が顕著ですが、シュートに至るまでの#4のボール運びやゲームメイクも忘れてはいけません。#4は仲間との連携、自身のドライブやロングシュートなど『チームとしての攻めのパターン』の引き出しが増えてきました。また、フリースローをしっかりを決めるところは流石です。たかが1点、されど1点、流れに乗るための大事な1点です!
#6はこの日はロングは不調でしたが、ドライブの鋭さはどんどん良くなっており、#4や#5とのパスワークからのシュートもリズムが良くなってきています。これは、ボールを持っていない時に、スペースを見つけて走り込んでボールを呼び込む行動がシュートに繋がっているので、今後もその動きはどんどんやっていきましょう。
バスケットは一人でするものではありません。コートの5人だけではなく、ベンチメンバーも一緒に戦っています。最初に述べたように、全員がDFを頑張り、自分の役割のドライブやミドルシュート、リバウンド、などを頑張りました。
後半追い上げましたが、結果的には届かず負けてしました。ですが、女子チームも強い気持ちでやりきった試合で、次に繋がるものだったと思います。
男子同様、しなくていいミスを減らすことは課題です。パスミス、トラベリング、ピボット、DFのときの手を出すことによるファウルなどありますが、一つずつ確実に身につけていきましょう。