2022/11/27(日)にオレンジカップ(一日大会)に参加しました。
本大会は、会場の設備の関係でリングの高さがミニバス(260cm)ではなく一般(305cm)の高さでした。
男女ともに、普段のリングの高さから50cm以上も高くなったリングを見上げ、圧倒されていました。。。
リングの高さが異なるため、「シュート成功率が下がったりエアボールになることは仕方ない、でもシュートするまでのパス&ランとDFはリングの高さは関係ないので、それらを精一杯頑張ろう」と選手およびコーチと認識を合わせて、男女ともに試合に臨みました。
男子は二試合挑みました。
一試合目は体格もスピードもある選手が二人おり、しかもスリーポイントを数本決めてきました。。。
DFは頑張っていましたが、スリーポイントのケア、カットインのスピードについていけない、カバーDFの一歩目が遅れている、などが見られ、後半に進むにつれ点差が開いてしまいました。
OF/DFともに「一歩目」を大事にしているので、そこの強化や意識向上が必要ですね。
二試合目は、後期リーグでも対戦したチームとの再戦でした。
OF/DFともに背の高い選手をどう攻略するかがポイントであり、それに向けた練習の成果を発揮することが重要となります。
谷本は高身長の選手が少ないので、マッチアップした選手だけではなく全員で守り、OF/DFともに仕事をさせないよう、チームとして動くことでできました。
二試合を通して、#4の選手が背の高い選手、スピードのある選手にも負けない足でついていく粘り強いDFを見せてくれました。
これまでの試合でも「DFを頑張ることで流れを作り、OFにつなげる」ことを言ってきましたが、まさにそれを頑張ってくれました。
DF/OFともに積極的に仕掛けていき、ミドルシュートも良いリズムで打てていました。
女子も二試合挑んできました。
一試合目は非常に強い相手でした。高いリングでも普通にシュート決め、何よりチームDFがしっかりしているチームでした。
普段の練習では、ボールを見ずにドリブルができるようになってきていますが、それでも回りを見回し状況を把握できるほどではないため、ドリブルで目の前の相手選手に集中している間にダブルチームに来られるパターンが多々ありました。
ただ、ドリブルやパスはどうあるべきか、DFのあり方など学べることが多かったと思います。
二試合目は、8月のドラゴンカップで接戦し、惜敗したチームとの再戦でした。
リベンジする強い気持ちを試合に臨みました。
前回同様、最後まで接戦を演じましたが、やはり小さなミスや周りを見る余裕が持てず、1ゴール差で負けてしまいました。
しかし、前回よりも点差は小さく、実力差は確実に縮まっています。
ベースの実力は上がっていますので、ドリブルしながら指示する、パスしたら走る、ピボットしながら回りを見る、など「ながら」プレーができるように更にレベルアップしてくれることを期待したいです。
この大会では、#10の選手がポストプレー、リバウンド、DFを頑張っていました。
チームの中では高身長の方であり、それを活かして、体全体を使った伸びやかなプレーがあり、二試合目の接戦の立役者だったと思います。
ミニバスのリングの高さになっても、プレーの積極性や体全体を使うスタイルは継続して欲しいと思います。
他チームの試合も観戦して感じたことは、背の小さい選手はリングが高くなると視覚的にリングがかなり高く遠くにあるように思え、それが力みになってしまい、バネを固くなったり腕力で打ってしまうことが見られました。
逆にある程度体格のある選手は、視覚的な慣れが早かったり、少しの力加減の調整でできている選手が多かったです。
ミニバスにとっては特別な環境でしたが、いつもと違うことが刺激になったり、中学生以上のリングの高さを体感できたのは良い経験になったと思います。
高いリング(一般)でのプレーは良い経験だと思います。子どもたちの経験として良い大会だったのではないでしょうか。直近の試合では、子どもたちの成長を感じることが多いです。次のステップを見据えて「新しい景色」を見る機会、残りの試合をそう使って欲しいですね。